不妊治療

一旦休止の高刺激治療(何でもない日記)

ふくみみ

本当に何でもない、ただの記録です。

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今日で、一旦、高刺激の治療を一旦お休みしました!
とはいえ、卵子提供に進むにしろ何にしろ、ここからも、
少しでも着床しやすく、かつ、流産リスクをできるだけ避けるために、子宮の大きさを徐々に大きくしたり柔らかくしたり、内膜を厚くしていったり、やることは沢山あるので、病院通いは変わりませんが。

不妊治療開始(体外受精を見据えた高刺激治療)の期間としては1年と3ヶ月。
単純に比べられるものでもないですが、世間一般の不妊治療(特に体外)、さらには早発卵巣不全(卵子が減るスピードが早い)と言うジャンルの中では、卵子提供へのステップアップはかなり早い段階での切り替えだと思います。

不妊治療って、10年とか15年とかされている方もいるしね。
知り合いでも5年以上している人もぽつぽつ。

なぜ私は、このタイミングでステップアップを考えようかと思ったのか。

できるベストはしたと言えるから。もうこれしかない。
不妊治療って日本では今、4人に1人がやっているらしいですが、ほんっとうに大変。
私の場合は毎週の通院。本当に少しの数値の差で薬の調整をしたりするので毎週の通院、必須。私は不妊治療において後悔したくなかったのもあって、時間に融通がきく部署に異動届を出しました。不妊治療に理解のない会社とかだと絶対に無理だなと思います。実際、SNSで繋がってる人とかだと治療のためにお仕事辞めた人は結構いる。不妊治療に理解のある企業が増えることを願ってやまない。

通院したら採血するし、卵胞育ってきている兆しがあれば経膣エコーはあるし(もう何の恥じらいもなくできるようになった経膣エコー、、、)

通院したら必ず採血するのだって痛い。で、注射が始まったら毎日朝晩の服薬、1日3から4回の時間指定のLHというホルモン下げる点鼻薬、夜には自己注射!!!

自由診療なので1回に5万円台の出費もまあ痛い。(月間最低20万、、不妊治療補助対象、拡大してくれよな〜と心の底から思う。異次元の少子化対策としてかなり高い国のお金の使い方だと思う)
もはや慣れたし、さらに5年やろうとなったら粛々とやれるけれど、痛いし時間とるし結果は出ないしお金は溶けていくし不甲斐ないし。冷静になったら負けな感じある。(止まらない吐露)

私が通う病院、その分野でかなり有名なので、SNSでも通っている人はポツポツいるのですが、大阪から通っていたり、毎回1人は海外から来ていると思しき方もいらっしゃる。愚痴こぼしちゃってるけど大変なのは自分だけじゃないよな。

私はさらに、昨年、治療に関する手術までした(これはまた別で書きます)。
やれることやり切った。さらに、手術の時に卵巣の表皮組織も調べてみたんですが、やっぱり結構減ってたんですよね。原始卵胞。とはいえ、他の部位にざっと沢山あることも全然可能性としてあるので、過信してはいけないことは重々指摘されていますが。

で、今日通院した際に先生に「これからの治療方針どうする?」と聞かれました。
私は「卵子提供も100パーセント妊娠できるとは限らないけれども、4月くらいにはエージェント決めたいくらいに本気で考えてる」と答えました。

で、先生は私の考えを理解してくれた上で「さらに迷うことを言ってしまうけれど、選択肢として一応提示すると、⚪︎⚪︎さん(私の名前)と似た病状のケースでは、治療続けてたら卵胞現れて出産された方もいます。30代で」と言われ

ほほう。と思い、「ちなみに、その方何年治療されましたか?」と聞いたら
「10年」と。

10年!!!

10年かあ。でもそれはその人のケースであって、私は5年かもしれなければ、15年かもしれないし、結果が出ないかもしれないし。と思い、やっぱ現段階だと卵子提供だなあと。

いやそりゃ、自分の卵子に越したことはない。そんなの考えるまでもない。
普通に自分の遺伝子と夫の遺伝子が入った子供、どんな子だろう〜って気になるしきっとものすんごく可愛い。でも不確定要素すぎる!

先生の優しさもわかる。
担当してくれている先生のインタビューをいくつか以前ネットでみたけれど
ずっと生殖医療をされていて、この病気の専門としている先生なので、自己卵子を望む人の姿も沢山みてきている。自己卵子がいいなんて、当たり前だってこともちゃんとわかっていて、だから選択肢を提示してくれているんだなあと。

で、先生が考えるベストな今後の選択肢と、私の選択肢を組み合わせ、
刺激をせずとも、自然に自己卵子が大きくなった時を見過ごさないために2週間に1度の通院で血液検査はしつつ(卵胞が出てきて大きくなったらすぐに採卵できるように)、
とりあえず卵子提供に向けて踏み出すということに(そのための治療もする)。


これでも、毎週の通院と、高額な注射代が少しは軽減されると思うとちょっと気も楽になる。とはいえ卵子提供費用が待ってますがな!!!笑

それにしても、よく働き、よくお金をつかった1年3ヶ月だった。笑


いい先生に出会ったな〜とよく思う。不妊治療という経験は、できれば避けて生きていきたかったけれど、素敵な先生に出会えたことは、私の人生においてラッキーだったことは間違いない。

たまに、なんでこんなに治療してるんだろう?と思うことがある。
夫婦なので、夫の考えはとても尊重したいけれど、
そういうのを抜きにして、今のところ自分の不妊治療において
手術するとか、治療するとか、私手動で決めているし、夫もそんな私の思いを尊重してくれている。

そもそも夫と人生ともにしたいな、と思って結婚したわけで、私は子供が欲しいんだっけ?
とふと、頭をもたげることもあるが、間髪入れずにやっぱり子供ほしいなって思う。笑

もともと子供とっても好きだし可愛いし。

あと、単純に人生において、子供がいるのも楽しそう。
二人暮らしも楽しいけど、選択肢があるならそれも味わってみたい。人生のフルコース的な。

卵子提供で移植を何度かして(最近調べてると、1回の移植で成功されている方って実感としては2分の1くらいなのでは?と震えてる)
もしそれでも授かれなければ割り切って二人ぐらしで楽しもうと割り切れる。もちろん、養子縁組とか他にも選択肢があるけど。

でも、選択肢として残っている限りは、何だってやろうと思います。
陳腐だし青臭いことかくけれど、人生1度きりだし。

一旦刺激を休止するっていう一つの節目で、実際自己卵子に固執したり、ものすごく落ち込んだりするかなと思ったけれど、意外に心持ちは晴れやか。

多分それは、今後も自己卵子を考えられるような治療選択を提示してくれた先生と、卵子提供という選択肢が自分の心を励ましてくれているのかなと思います。

来週は追加で入れた最後のエージェントの面談だ〜〜引き続き一歩ずつ進もうと思います

ABOUT ME
ふくみみ
ふくみみ
2024年から本格的に不妊治療を始めました。2025年、卵子提供での妊娠・出産を目指します。自分の記録とともに、同じ境遇にいる方へ、ほんの少しでも参考になればうれしいです。これまでの詳しい治療歴などは「はじめに」からご覧ください。
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